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闇金から借金をした場合の返済義務はあるの?

闇金からの借金には実は返済の義務がないのです。借りたものは返すというのは、法律上もそうですし、法律以前に道徳的にもそうです。それなのに、どうして返済義務がないのでしょうか。それは、簡単に言えば、闇金は法律違反をしていますから、法律上、返済を求めることができないということになります。法律を破っている人が、法律を盾にとって借金の返済を迫るというのはおかしな話だということです。
一般に、借りたものは返す必要があるのは、それが法律上有効な契約に基づくからです。契約とは、別に契約書があるものだけには限りません。口約束でも立派な契約です。○万円貸してあげるけれども、○日後には返して欲しいという口約束も立派に有効な契約で、もしそれが守られなかったら、返済を迫ることができますし、最終的には裁判で訴えることもできます。法律の枠内で物事が進むわけです。
ところが、闇金は違います。もともと、法律上認められていない利息でお金を貸しています。そもそも最初から法律違反なのです。にもかかわらず、返してもらえないときだけ法律を盾に返済を迫ることは認められていません。そんなことを法律が認めては、結果的に、最初に貸したお金が合法であったことを認めていることに他ならないからで、自己矛盾を起こしてしまいます。
ということで、闇金からの借金には返済の義務がないのです。これは、違法な分の利息だけではなく、法律で認められている範囲内の利息も、さらに言えば元本さえも返済の義務がありません。何だか不思議な気もしますが、言ってみれば、法律の枠外のお金の貸し借りには法律は一切関与しません、ということなのです。
ただしこれは、あくまでも法律上の返済義務がないということです。闇金はそもそも法律など何するものぞという感じで動いていますから、法律上返済義務がありませんから返済しませんと言っても、はいそうですかと簡単に引き下がることはないでしょう。